いまや秋保で知らない人はいない存在となっている、秋保ワイナリー。
創業者の毛利親房さんは、秋保の土地を開拓するところから、農業を進めてきました。
当時から一貫して持っているのは、「食の応援がしたい」という思い。
秋保ワイナリーが、地域の食文化を発信する拠点となることを、強く望んでいます。
結城果樹園の結城翔太さんは、毛利さんのことを「秋保の起爆剤」と称します。
土地や人を結びつけ、ハブのような役割を担っている毛利さんは、秋保を盛り上げるのに必要な、まさにスターターと言える存在です。
BLUE BLUEBERRY FARMで販売する、ドライにしたワイン用のブドウ。
これを食べることが、「フルーツの後ろに流れるストーリーを考えるきっかけになってほしい」と語ってくれました。
ドライフルーツの食べ方や、素材の生産者、生産地。ちょっとでも興味を持つことができるのなら、「食の応援」へ一歩踏み出したと言えるのではないでしょうか。
こちらがどんな質問をしても、ゆっくり丁寧に答えてくれるその姿を見ていると、
いろんな人に信頼されている理由がわかる気がしました。
取材・文/園レポーター むーちゃん
食と書くことが好きな大学生。好きな肉料理は母親の唐揚げ。