宮城県亘理町にある、結城果樹園。15種類以上のリンゴを栽培しています。
ドライフルーツやシードルなど、生リンゴ以外の販売にも意欲的に取り組んでいる同園。
園主の結城翔太さんが、にこにこと力強い笑顔で紹介してくれました。
結城果樹園のリンゴの特徴は、甘さがぎゅっと詰まっていること。“樹上完熟”していることが、甘さの秘密です。
実は、一度もいでしまったリンゴの実は追熟しません。
つまり、もぐまでの期間が長いリンゴのほうが、完熟に近づきます。
他の地域のリンゴが凍らないうちに急いで収穫されている間も、暖かな気候と海風に恵まれた結城果樹園のリンゴは、甘さを蓄えているのです。
取材に訪れた際にいただいたジュースは、ただの果汁とは思えない濃厚さ。
それなのにさっぱりした後味で、ごくごく飲めてしまいました。
BLUE BLUEBERRY FARMでは時期に合わせて、複数種のリンゴをドライにして販売します。
取材・文/園レポーター むーちゃん
食と書くことが好きな大学生。好きな鍋はゴマ豆乳。