2023/08/03
来ていたんだろうという気配は感じていたものの、動いているイノシシを見つけたのはこの日が初めてでした。人間がいてもお構いなし。手前に置いた害獣駆除用のワナを上手に避け、杉のバークの山のまわりをくんくんとにおいを嗅ぎながらうろうろしています。ワナの中にはかぼちゃやジャガイモなどを入れていたので、それにつられてやって来たか。
この時はまだ実害はなく、というかブルーベリーの実がなっているわけではないので、実害が出るなんて思いもよらなかったのですが、すぐに自分の考えの甘さを思い知ることになります。なぜまわりの畑や田んぼが全て電柵で囲われているか、たとえ実を付けていなくてもとんでもない被害に遭うことがあり、自分の畑はイノシシが興味を持たないものだなんて考えは間違っていたと、まざまざと見せつけられるのです。
9月初旬、こんな有様になりました。イノシシは毎日農園へやって来るようになり、鼻で畝をほじくり返し、苗をなぎ倒し、枝を折り、根はむき出しになって雨に濡れていました。その時の動画はこちら。
近くにいた農家さんが「荒らされているぞ」と教えてくれて、駆けつけたらこれです。この日は実害が出た初日で、この日を境に被害はどんどん拡大していきます。